日本橋 新たな歴史始まる 首都高 地下化へ

 日本の道路、ここに始まる。五街道の起点、東京・中央区の日本橋は人や車の通行が絶えないが、今年はさらににぎやかな話題が行き交いそう。

橋の上を覆う首都高速の地下化がいよいよ走り出すからだ。

1964年の前回東京五輪に向けた首都高の整備により、日本橋は頭をまたがれた。景観に与える影響が様々に論議され、地下化話はこれまで2回持ち上がっている。

それが急速に具体化したのは、石井啓一・国土交通相が昨年7月、地下化の方針を明言してから。首都高の老朽化対策として大規模更新計画が策定され、日本橋周辺の再開発が国家戦略特区の都市再生プロジェクトになるなど、周辺の動きが機を熟させた。

11月には国交省と都などによる「首都高日本橋地下化検討会」が発足し、今年春に地下ルート案、夏には概算事業費や事業スキームを打ち出す検討スケジュール案が公表された。日本橋の新たな歴史、ここに始まる。