伊藤學先生 米寿記念 オーラルヒストリーを長期連載

   橋梁の世界をリードした歩みのすべてを語る

 

    伊藤學先生(写真左)とは、どなたか。その説明に、肩書は必要ありません。あまりにも有名な方ですから、皆様ご存知です。

 

しかし、伊藤學先生ほど 多くの肩書 に彩られた方もいません。それはつまり、 伊藤學先生が橋梁の世界で確たる位置を占め続けたことの証明であります。

伊藤學先生は今年、米寿を迎えられます。橋梁通信はその記念として、創刊号から伊藤學先生の「オーラルヒストリー」の長期連載を企画しました。連載終了後は単行本として出版する予定です。

オーラルヒストリーは「口述歴史」とも呼ばれます。一般に歴史と言えば古文書など文字の記録を探求することですが、オーラルヒストリーはある世界の歴史に携わった人から直接ヒアリングし、記録にまとめます。いわば、当事者が語るナマの歴史です。近現代史で様々な取り組みが行われていますが、とりわけ政治学の分野で活発で、御厨貴・東大名誉教授らが元副総理・後藤田正晴氏、元東京都知事・鈴木俊一氏らからの聞き取りを公刊しています。

橋梁の分野でも幾つかの試みがあったと聞きました。しかし、それが根付いている状況ではなさそうです。いろいろな壁があったのでしょう。橋梁通信社は、その壁を打ち破りたく思います。

なぜか。橋梁はきちんとした歴史を刻むべき価値のある世界なのだ、業界の皆様はそうした価値のある仕事に携わっているのだ、だから、誇りと自信をもって、明るく強く元気に生きていこう。伊藤學先生のオーラルヒストリーによって、橋梁通信がそんなメッセージを皆様にお届けできれば幸いです。

ご期待ください。

伊藤學先生  瑞宝中綬章叙勲

東京大学、埼玉大学、中国・同済大学の名誉教授

土木学会、米国土木学会、日本鋼構造協会、国際構造工学会、日本風工学会の名誉会員

橋梁調査会顧問、日本橋梁建設協会相談役