日綜産業 クイックデッキ 実績320件超に

 

 

日綜産業のシステム吊足場「クイックデッキ」は、名古屋高速道路公社管内の「H28年度高速11号小牧線塗装補修工事(豊山町工区)」で活用されている。同公社管内でクイックデッキの採用は初めて。3月13日、報道陣に現場を公開した。

名高速管内で初採用

  工事は、愛知県名古屋市北区会所町から西春日井郡豊山町豊場までの工事延長290㍍区間3経間分の鋼箱桁、高欄、橋脚の塗替え塗装を行うもの。塗装は高塗着スプレー塗装で行う。施工元請は磯部塗装名古屋支店。工期は2019年1月31日。落札金額2億4750万円(税別)。

施工元請は、クイックデッキを名高速の立ち会いのもとテスト施工を経て採用。同足場を選択したのは、今回の現場が足場設置・撤去等で夜間規制を行う場合、夜10時~朝6時の時間帯で実施する決まりがあるうえ、一時通行止めが10分間しか許されていなかった。そのため足場はあらかじめ地組みしたものを、その10分間で一気に「一括吊上げ」をする必要があった。ウインチ8基で1回当たり125平方㍍のシステム足場を高さ約15㍍まで巻き上げる。同足場が持つ高強度チェーンと部材強度の高さから時間内の足場施工が実現した。昨年12月8日から吊上げ始め、3月中旬で3経間のうち1経間分の設置完了、1経間が設置中、1経間が4月から実施される予定だ。足場施工は鉞組(岐阜県飛騨高山市)、サンエス(愛知県北名古屋市)が担う。

▼クイックデッキは14年6月の発売以来、わずか3年余で納入・稼働中の現場数が320件を超えた。高強度の吊チェーンによってチェーンピッチが通常660㍉のところ、2500㍉まで離せるため、足場内での施工性が向上し、チェーン数が少ない分だけ養生数が減少する。また木製システム足場のため床面に段差がないことも利点の1つ。今年1月にNETISの活用促進技術にランクアップされた。NETIS登録TH-150007-VE。