橋梁上部工 受注は横ばいで推移か

 2017年度、PC建協と橋建協の上部工受注は、横ばいで推移する見通しだ。PC工事は高速道路の床版工事が今後も拡大傾向にある。鋼道路橋は昨年度の20万㌧割れから持ち直す見込みだ。数年前から受注高を重量で測れないエンジニアリング工事が増えており、どう数値化を図るかが課題になっている。 

PC工事は補修が大幅増

  ▼プレストレスト・コンクリート建設業協会(菅野昇孝会長)は、17年度のPC工事発注予測(11月見直し)金額を2712億円とし、前年度同時期予測の2725億円と同程度としている。

 PC建協が公表している上半期のPC工事受注額は、約1032億円(前年度比70%)と前年度約1469億円から437億円減となった。新設は約671億円(前年度比54%)、補修補強は約362億円(同162%)だった。補修補強の大幅増は、NEXCO3社の高速道路リニューアルプロジェクトに伴うPC床版取替工事などが大きく影響している。 

鋼道路橋20万㌧台回復へ

  ▼日本橋梁建設協会(坂本眞会長)はこのほど、17年4‐12月期の国内鋼道路橋受注量が前年同期比26%増の15万379㌧となり、17年度(17年4月‐18年3月)が14もしくは15年度並みの2122万㌧に微増する見通しを示した。

 17年4‐12月期の受注実績を発注先別にみると、国土交通省7万8638㌧(前年同期比103%)、都道府県2万1979㌧(同0・2%減)、旧公団公社2万8889㌧(同19%減)、市町村1万7524㌧(同30%増)、その他3349㌧(同63%減)だった。