新橋開通の効果 交通量調査で具体的に 大分

大分市内を走る県道に今年1月開通した「宗麟大橋」(橋長約350m)について、大分県が一帯の交通量を調べたところ、周辺の橋では車の通行が約2割減り、渋滞が緩和されたことが分かった。その結果は地元紙でも報道されており、架橋に際しては、その効果を具体的な数字で示すことで、公共投資=社会インフラの整備に対する社会の理解と支援が進む典型例といえそうだ。

現場見学会は大勢の市民でにぎわった
    (大分県提供)

宗麟大橋は大分市の中心部近くを流れる大分川に架かり、「県道庄の原佐野線(元町・下郡工区)」の一環として新設された。形式は「鋼6径間連続非合成鈑桁橋」。

県が行った交通量調査では、宗麟大橋の1日当たり車の通行量は2万1400台。これにより、宗麟大橋の上流に架かる広瀬橋、下流の滝尾橋のいずれも車の通行が約2割減った。周辺の道路では以前、最大1080mの渋滞が発生していたが、一挙に60mまで減少した。滝尾橋を渡る路線バスの一定区間所要時間も、以前の25分から14分と11分減るなど、新橋の開通効果は大きかった。