福島・鶴ケ城 「廊下橋」架け替えが完了

戊辰戦争の舞台となった鶴ケ城(福島県会津若松市)でこのほど、本丸への堀を渡る「廊下橋」の架け替え工事が竣工した。

橋長19m、幅員5.5m。木造式方丈ラーメン橋(水平な主桁とこれを支えるラーメン脚からなる)で、国産の総ヒノキ造り。橋の高欄は会津産の漆で鮮やかな朱色に彩られ、その上には金色の擬宝珠(ぎぼし)が設けられている。

鶴ケ城に完成した廊下橋。朱色の高欄の下にラーメン脚が見える (会津若松市提供)

旧橋は1969年(昭和44年)の架設。やはり木造橋で部材の腐朽が進んで危険になったため、市が1億3千万円をかけて架け替えていた。

鶴ケ城は戊辰戦争で1か月に及んだ籠城でも落ちなかった難攻不落の名城。1874年(明治7年)に石垣だけを残して取り壊された。