一輪挿し(5)

葛飾や 川ぞひうつぎ 咲きぬらし  波よりつたふ 真間の継橋

鴨長明

   人はなぜ、橋に思いを寄せるのか。学問として1つの分野を築いても良さそうなのが、真間(まま)の継橋である。

葛飾といっても今の千葉・市川だが、下総の国府に向かうため、砂洲を中継点にして、複数の板橋が架かっていたという。万葉の時代からうたわれーー

(続きは「橋梁通信」5月15日号でご覧ください)