主張(4)「中央紙論調 説得力に欠ける」   木戸健介さんの足跡をたどる2

ジャーナリスト木戸健介さんは、読売新聞社会部で当時の建設省などを担当し、公共事業を幅広く取材した。2005年にフリーに転じた後も取材は続いたが、特に印象に残るのは2009年に廃止された道路特定財源の問題だったと、国土政策研究所で2011年に講演した際に述べている。

ガソリン税などの税収の使い道を道路整備に限っていたのが、財政事情が悪化する中、何にでも使える一般財源化された。小泉内閣が2005年に行財政改革の一環として打ち出してから議論が続き、福田内閣が2008年に翌年度からの一般財源化を閣議決定した。

木戸さんはこれを「衝撃的だった」と振り返り、ある資料を紹介した。国土交通省が世論の動向を把握するため、主要新聞の論調を調べたものだ。

それによると、‐-

(続きは「橋梁通信」5月1日号でご覧ください)