M-CIM 認知度向上の取り組み続く

6回目の技術ミーティングを開催

M-CIM研究会(代表・中馬勝己補修技術設計社長)は4月20日、第6回技術ミーティングを東京都中央区内で開いた。UAV(ドローン)や3次元レーザースキャナーなどICTを活用した構造物の維持・管理業務の事例を8社が発表し、約50人の参加者が熱心に聞き入った。

発表事例は次の通り。

▽ジビル調査設計

「レーザースキャナーとUAV(無人飛行機)を使用した2次元計測」

「橋梁点検ロボット『視る・診る』点検事例紹介」

▽三栄プロット 「Photo Scanによるコンクリート脚のはつり出来高管理」

▽補修技術設計 「3次元レーザースキャナーの精度検証」

▽福井コンピュータ 「3D点群処理システム TREND-POINTについて」

▽旭建設 「新米女性技術者が動かすICT土工」

▽技建開発 「UAV(ドローン)を使用した点検業務

▽三井住友建設 「橋梁点検ロボットの紹介」

▽横浜工作所 「船舶修理会社横浜製作所概要及三次元系計測の期待」

 

補修技術設計は2012年、自動車専用道路高架橋の維持・補修業務で3次元レーザースキャナーの活用を始めた。さらに3次元点群処理ソフトも取り入れることでモデリングデータを活用し、構造物のメンテナンスに有効であると考えるに至った。

しかし、管理者や調査会社、コンサルタント等への認知度は高くなかったことから、2015年、任意団体として同研究会を発足させた。M-CIMの頭の「M」は、メンテナンスを意味している。

同社はM-CIMの進展により、「老朽化する構造物の維持・管理について効率的かつ精度の高い設計が可能になる」としている。