主張(7)メディアの体質は「不勉強、怠慢」  木戸健介さんの足跡をたどる5

公共事業を巡るメディアの論調には「まやかし」や「事実誤認」があると、ジャーナリスト木戸健介さんは2011年に国土政策研究所で講演した際、問題のある記事を具体的に挙げて指摘した。

その原因として、木戸さんは日本のマスメディアの体質に触れる。「その時々の雰囲気次第で左右され、『熱しやすく、冷めやすい』こと」、そして「基本的な知識や情報すら理解しないまま、取材・執筆活動を行う『不勉強』と『怠慢』」だと。

こうした傾向は、小泉内閣の登場(2001年)でさらに拡大、増幅したという。

「白か黒か、善か悪かというように、物事を単純化した上、ワンフレーズで訴え掛ける小泉氏の政治手法」、俗にいう「小泉劇場」が、マスメディアにも大きな影響を及ぼした。

(続きは「橋梁通信」6月15日号でご覧ください)