横丁(6)人間回復の橋

橋の名前はいろいろあるが、「人間回復の橋」と聞くと、その重みに立ちすくんでしまう★正式の名は邑久(おく)長島大橋。瀬戸内海の小さな島・長島(岡山県)と本州を結ぶ。

長さ30mほどの短いアーチ橋だが、橋が架かるまでには長い苦難の時間を経なければならなかった★長島には2つの国立ハンセン病療養所がある。本州は手が届くような距離なのに、

偏見と差別で隔離されてきた★自由に交流したい。入所者の16年に及ぶ強い願いで架橋され、人間回復の橋と呼ばれて30年。このほど記念の行事が現地で開かれた★松本清張原作の映画

「砂の器」が製作されたのは1974年。--

(続きは「橋梁通信」6月1日号でご覧ください)