首都高速 開通区間の効果まとめる

年間8億円を上回る効果

首都高速道路会社は、最近開通した区間の利用状況と交通への効果をまとめた。

それによると、まず晴海線の晴海―豊洲間1.2㎞は5千台/日の利用があった。晴海地区と羽田空港間の所要時間は、ピーク時でも3分短縮。並行する有明通りの交差点での渋滞がほぼ解消し、一般道路の混雑緩和の効果があった。

また、中央環状線(内回り)の堀切・小菅ジャンクション(JCT)間0.6㎞を4車線化したところ、最大通過台数が1割増加し、渋滞による損失時間は1割減少した。

やはり4車線化した同線(内回り、外回り)の板橋―熊野町JC間0.5㎞では、最大通過台数の増加は同じく1割だったが、渋滞による損失時間は4割も減った。

一方、横羽線と第三京浜を結んだ横浜北線は2万台/日の利用があった。新横浜駅から羽田空港までの所要時間は43分から35分と8分減り、新横浜から横浜港への所要時間も24分から18分と6分減少した。

この短縮効果を神奈川県の最低賃金956円/時で社会的費用に換算すると、短縮時間平均7分(新横浜―羽田空港間8分、新横浜―横浜港間6分)、通行車両2万台/日として、年間8億円を上回る計算(概算)だ。