工事前の検討プロセスが重要 大規模修繕では

北上市・九年橋 なぜ長寿命化が成功したか

岩手県北上市が2016年に完了させた九年橋の大規模修繕工事。同工事は現在、市町村が一部で取り組む大規模更新・修繕事業の先駆けに位置づけられる。同市では、同橋を架け替えるか、直すかについて事前検討を重ねた結果、修繕を選択。工事完了から2年余が経過し、大規模修繕によって、予防保全型管理に移行できたと評価している。

 

(右)2015年に補修工事が完了した九年橋
(左)2016年に新設された九年橋歩道橋

九年橋は、一級河川・和賀川に架かる。そもそも橋の始まりは、明治9年(1876年)の天皇行幸に際して架けられたことから、今の名前がついた。

(中略)

北上市のかつての工事担当者は、「歩道橋を新設したことで、市民からの評判が良い。大規模修繕をしたことで再劣化の要因をなくせた」とし、「振り返ると、検討時に架け替えるか、直すか。どちらが良いのかを十分に検討したことが重要だった。他の橋でも工事に至るまでのプロセスが大事だと思う」としている。

(全文は「橋梁通信」6月1日号でご覧ください)