橋建協総会 大型・特殊橋発注を要望 17年度は20万t回復

坂本会長「鋼橋の魅力を積極的にプロモーション」

日本橋梁建設協会(略称・橋建協、坂本眞会長)は5月25日、第7回通常総会を東京都港区の同協会内で開いた。

坂本会長

総会では、最初に坂本会長が挨拶。「今年度は事故撲滅に向けて頑張ろう。昨年度の受注量は20万tを超えたが、最終予測は下回った。鋼橋事業を安定的に発注してもらうため、品質や経済性など鋼橋の魅力を積極的にプロモーショする。特に大型で特殊な橋梁の発注が少ないと技術の継承が難しいことを訴えたい。また、働き方改革の取り組みを加速させる。自主努力は当然だが、週休2日制に伴う新たな費用の問題は発注者にもお願いしていかなければならない」と語った。

来賓の石川雄一・国土交通省道路局長は「鋼橋の企業は製造業と建設業の2つの側面を持つので、受注トン数拡大だけでなく、エンジニアリング分野での貢献にも努力してほしい。安全は公共工事の1丁目1番地なので、事故防止に万全を期すようお願いする。また、道路法の改正で日本の国際競争力を高めるため重要物流道路の概念が導入された。これを踏まえた道路ネットワークの見直しも行われるだろう」と挨拶した。

総会ではこの後、平成29年度の事業報告と収支決算報告などを承認。続く説明会では、平成30年度の重点活動テーマとして、①働き方改革の推進(鋼橋事業の成長力強化)②生産性と安全性の向上(鋼橋技術力の進化と継承)③発注・施工プロセスの改革(鋼橋工事の効率的、円滑な推進)④海外工事に参画するための課題―が紹介された。