受注者の嘆き 2 点検の試行錯誤続く

同一規模が半額発注

某設計コンサル社長 69歳

(前略)同じ県内で、国が100万円で発注した橋梁点検と、同じ規模の橋梁点検が、県からその半額で発注されていた。適切に業務を遂行するには、国の金額が妥当だった。県業務を受注した業者は、どうしたのだろうか。

点検成果バラツキに危惧

某設計コンサル主幹58歳

関東地区某市の点検成果物の精度にバラツキが多過ぎる。補修設計業務の資料として渡された点検結果を基に、現地に乗り込んで、図面と照らし合わせたところ、極めて主要な部材の横桁の数量を間違えていた。

(中略)

その一方で、同市の過年度の点検成果物には、我々プロが惚れ惚れするような出来栄えのものもある。この違いを、はたして発注者が理解できているのだろうか。

Ⅳ判定改ざんは無意味

某設計コンサル取締役 59歳

某市の橋梁点検業務で、ある橋梁を健全度Ⅳ判定で提出したところ、Ⅳはまずいので、Ⅲに直してくれと頼まれた。当社としては苦渋の判断として変更はできないが、成果物を提出した後の対応は道路管理者の好きにしてくれと伝えた。某市は、健全度Ⅲと公表したが、しばらくして、その橋を訪れてみると、(以下、略)

(全文は「橋梁通信」6月15日号でご覧ください)