道路管理者も悩んでいる 2

橋長5m未満、補修必要か

中部地区 某市 道路管理課長

今まで見てこられなかった構造物を見たことによる課題、例えば健全度Ⅲ判定が判明すれば、その対応に追われ、人のやりくり等で苦心せざるを得ない。Ⅲ判定は道路管理者の立場として基本的には直していかなくてはならない。

Ⅲ判定橋が位置する路線が一本道であれば、補修など対策が必要なのは言うまでもないが、台帳上での管理数には入っていても日常的に使われていない橋の場合、又、橋長5m未満の橋の場合に補修が必要なのかという疑問がある。

撤去という考え方も今後、一石を投じるためには必要ではないか。

(以下、略)

Ⅱ判定の位置付け不明 NETISは「?」だ

北陸地区 某市 道路課長

Ⅱ判定は、人間の身体に置き換えると、どういう位置づけになるのか。切り傷程度なのか、内臓疾患なのか。どの損傷が出ると急いで対策する必要があるのか。

(中略)

橋梁全体を補修するのではなく、部分補修という手はないのか。高度な技術を保有する国のプロ集団で、判定技術の精度を上げて欲しい。新技術もよく分からない。国が運営しているNETIS制度は、何らの保証をするものではなく、何の意味もない。

新工法採用時の判断材料欲しい

近畿地区 某市 橋梁担当主査

迷うのは、修繕工事を発注する時に、業者が様々な材料を提案してきた際、新しい工法のデータ的な裏付けが不明な点だ。採用可否を検討できる材料が乏しく,優れているように見える新工法を採用できないでいる。

耐震の優先順位に迷う

四国地区 某市 道路管理係長

耐震補強の手法にもどうしていけば良いかを模索している。国の方針は重交通路線を先行して行っているが、基礎自治体の場合、どこを重視し、どこまでの補強工事をやれば良いのか。他団体の皆さんはどう考えているかを知りたい。(以下、略)

(全文は「橋梁通信」5月1日号でご覧ください)