横丁(10)コロンビアの橋爆破と岡山の「幸福橋」

見てはいけないもの、あるいは見たくないものを見てしまった後味だ。豪雨被害のニュースが続くなか、テレビからコロンビアと聞こえたので、またサッカー・ワールドカップかと思ったら、巨大な吊橋の爆破シーンだった。建設中に設計ミスが分かったので、安全確保のため破壊したという。他国の判断に文句を言う気はないが、少なくとも橋への思い入れや愛情は感じられない。失敗した、壊してしまえとは、橋好きには残念だ。残念と言えば、木と鉄骨でできた岡山市の人道橋「幸福(しあわせ)橋」が豪雨で流されてしまった。

(中略)

人々は橋の名前にどんな思いを込めていたのだろうか。コロンビアでの橋爆破には、人と橋をつなぐ物語が感じられない。こうした場合、日本の技術力で設計ミスをカバーする手立てはないものだろうか。

(全文は「橋梁通信」8月1日号でご覧ください)