CIM第一人者 矢吹信喜・大阪大学大学院教授に聞く(前編)

大阪大学大学院の矢吹信喜教授は、今や国策の感に至ったCIM推進の第一人者である。橋梁業界もCIM取り組みを本格化させるべき時機だけに、その発言は見逃せないところ。CIM関係に投資すれば、必ず若者が夢を持てる業界に変わっていけると語っていた。

――CIMガイドライン(案)が公表されて1年余り。昨年度末には改訂版が出ています。

矢吹教授

矢吹 改訂版は「機械設備編(第7編)」の素案を加えました。事例を別立てにして、理論的なところを本編に残す編集方針にしています。

また、国土交通省は今年度から、「CIM」から「BIM/CIM」に名称変更しています。さらに、大規模な道路、橋梁、トンネル、河川の詳細設計について「BIM/CIM」を義務化しました。施工者は、設計者が作成した3次元データを生かし、共有することになります。

一方、JR東日本は今年3月,鉄道BIM/CIMの共有サーバーの新システムを「Rail-CIM」という名称で全工事に導入しました。さらに、NEXCO東日本も今年度中から本格的にBIM/CIMの工事を発注していこうかという機運です。

(続きは「橋梁通信」8月15日号でご覧ください)