横丁(13)厚真の崩れた山野に思う 「土木の時代にならないと」

大地震でむき出しになった山肌を、鴨長明は「世の常ならず」と書き留めた。「山は崩れて川を埋み」「巖(岩)割れて、谷にまろび入る(転がり込む)」と、方丈記にある。北海道・厚

真町のあらわな山肌は、鎌倉の世も今も変わらぬ地震の怖さを改めて見せつけた。

(中略)

千葉工大の八馬智教授は、土木が社会の信頼を失った「負の時代」がかつてあったとし、今は「再び信頼を得られるか」という局面だと指摘する。地震や台風、豪雨のむごい爪痕を見る

につけ、むしろ「土木の時代」にならないと、この国は立ち行かないと思う。暮らしの土台である国土は昔から、土木が作り、守ってきたのだから。

(全文は「橋梁通信」9月15日号でご覧ください)