JICA 橋梁など維持管理の担い手育成に注力 途上国で

橋梁等維持管理 19件を実施中

JICA(国際協力機構)は近年、途上国の二十数カ国を対象に、橋梁・道路等構造物の維持管理の担い手育成に力を注いでいる。道路アセットマネジメントの包括的な取り組みとして、2018年度に「道路・橋梁維持管理技術協力プロジェクト」を東南アジア6件(19年度開始予定1件)、南アジア5件(同1件)、中央アジア2件、アフリカ5件(同2件)、中南米1件の計19件(同4件)で実施中だ。

人づくりを主眼に

JICAは、これまで開発途上国の橋梁・道路等をはじめとするインフラ整備を支援してきた。その方向性は、※アジア開発銀行の試算にもあるように、より一層、強化される傾向だ。日本政府も「質の高いインフラ輸出」を重要な政策課題に掲げている。

(中略)

投資額 年間187兆円アジア開発銀行の試算

アジア開発銀行が2017年2月末に発表した報告書では、アジア太平洋地域の開発途上国・地域が、現在の経済成長を維持し、貧困を撲滅して、さらに気候変動へも対応していくとすれば、必要な投資額(気候変動調整済み予測額:気候変動対応への必要額を考慮した予測額)が16年~30年までの15年間に26・2兆ドル(2882兆円)、1年で1・7兆ドル(187兆円)に上ると試算。そのうち、交通・運輸は総額8・4兆ドル(924兆円)。

(記事全文とJICAの技術協力プロジェクトリストは、「橋梁通信」9月1日号でご覧ください)