忘れない 海峡横断プロジェクト 1 緒言

例えば津軽海峡大橋について、Wikipediaは書いた。「かつて研究および構想されていた青森県大間町から北海道函館市間の橋の名称」。過去形である。そんな認識が世に広がったらどうなるか。「かつて研究および構想されていた海峡横断プロジェクトがあった」。そうは書かせない。そうは言わせない。橋梁通信は折に触れて、「プロジェクトの今」に触れることにした。構想の棚上げから、今年で10年。橋梁の業界人自らが万が一にもプロジェクトを忘れたら、それこそ本当に世間から忘れられてしまうからだ。それは、「今のプロジェクト」である。ある「海プロ」OBは「高齢化社会に求められる国土の骨格形成は、どうあるべきか。活力のある今、どのプロジェクトを実行すべきか、強い意思決定が求められる」という。初回は、津軽海峡と紀淡海峡を舞台に、夢を追う。

(全文は「橋梁通信」10月15日号でご覧ください)