橋に咲く 首都高技術 別所美和さん

勉強、勉強の日々

自ら「おたくっぽい」と称する。一般大衆とは趣の違うホラーやSFの洋画、漫画を好むからだ。しかし入社以来の頑張りを聞くと、自分が興味を持った分野に打ち込む、もう一つの「おたく」が見えてくる。

立教大学法学部で民法などを学んだ。就職説明会で首都高技術の総務の管理職が学生相手に頭を下げる姿に「人材への誠実さ」を感じて入社。最初に配属されたのは、法律とは無縁の経理だった。

経理の知識は全くない。現場の専門用語も意味が分からなかった。だから経理はもちろん、高速道路の構造や工事について、疑問はすぐ質問した。「現場と対等に話し合えるように」。質問に対する現場の社員の丁寧な回答にも、人材を育てる意識の高さを再認識した。

入社2年目にシステムの入れ替えがあり、勉強に打ち込んだ。3年目の今年、総務部門に異動し、社会保険、住民税、庁舎管理などに携わる。今後は給与関係の業務も。「これまでの知識と結び付く瞬間があるのが喜びです」。建設・補修業務も、継続して学ぶ。

「現場の意見を理解した上で、総務の立場との折衷案をみつけないと」

様々に要求される業務に、前向きに取り組む。上司からは「総務の各部門を経験し、説明能力の高さを生かしてどんどん表に出て行って」と期待されている。

「ミスで迷惑をかけても頑張ってこられたのは、当社の人間関係の良さのおかげだと思います」

(総務部 総務経理課)

※橋梁通信2018・11・15号掲載