一輪挿し(18)

ゆく年を 橋すたすたと 渡りけり

鈴木真砂女

東京・銀座の路地に面して、「卯波」という小料理屋があった。

(中略)

かいがいしく働く白い割烹着のおかみがいて、真砂女その人だった。波乱の道行をたどった俳人である。

でも、私はシャキッとして。そんな生き方だから、白い割烹着が似合って、そして「すたすたと」が似合うのだった。

(全文は「橋梁通信」12月15日号でご覧ください)