伊東學賞に藤野陽三教授 橋建協 技術発表会 全国で2000人聴講

日本橋梁建設協会は11月21日、東京・銀座で橋梁技発表会と「伊藤學賞」の表彰式を行った。

協会は発表会を北海道、東北、東京、中部、大阪、九州の全国6会場で開き、東京では約600人、6会場で計2000人弱が聴講した。

坂本会長

坂本眞会長(日本ファブテック特別顧問)は、「当協会は、鋼橋の魅力を発信することに力を入れており、橋梁技術発表会もその一環だ。今年で15年目を迎えた。発表内容が皆様の活動の一助になれば幸いだ」とし、長期安定の発注量と夢のある大型プロの実現などを要望したうえで、「災害対応や老朽化橋の対策などに、技術力で社会に貢献する協会として、信頼をより強固なものとする活動を継続していく」と話した。

伊東學先生(右)から表彰される藤野教授

伊藤學賞・表彰式では、正賞が藤野陽三・横浜国立大学上席特別教授(69)、技術功労賞が岸明信・エム・エムブリッジ安全品証室長(59)に、それぞれ授与された。

藤野教授は「恩師である伊藤學先生のお名前を冠した栄えある賞をいただき、心から感謝します」とし、自身の橋梁技術史に触れたうえで「鋼橋、鋼部材の優位性をLCCなどの観点から実際のデータを基に、更にPRすべきだと思います」と述べた。