Click3Dが「活用促進技術」に オフィスケイワン 実績100件超える

オフィスケイワン(大阪市西区、保田敬一社長)が開発・販売する橋梁3次元(3D)モデリングシステム「Click3D」(クリックスリーディー)が今秋、国土交通省NETISの事後評価で、継続調査を必要としない「VE評価」(登録番号KT‐140116‐VE)となった。また有用な技術の位置づけとして、平成30年度活用促進技術に指定された。

Click3Dは、エクセルに線形座標や設計情報を入力するだけで、オートCAD上に3Dモデルが作成でき、高度な3D操作や専用オペレーターを不要とした画期的なソフト。「CIM導入ガイドライン(案) 橋梁編」のモデル詳細度300~400レベルの鋼橋3Dモデルを、1週間程度で作成することできる。(図左)

新設橋にとどまらずCIMモデル化されていない既設橋の3Dモデルも低コストで作成できるため、CIMによる高度な維持管理において活用が期待される。

現在までに国交省や高速道路会社の発注工事などで、干渉チェックや架設計画の可視化・安全対策などに100件超の実績を数えた。

ソフトの販売価格は付加機能によって50~70万円。これまでに12本を販売するほか、運用サービスとしての採用が数十件を超えている。

今春をめどに、新たに鋼橋とPC橋専用機能も付加したサービスも開始する予定だ。

保田社長は「Click3Dの認知度向上に合わせて引き合いが増えている。橋梁専用機能の早期リリースにより販売拡大を目指したい」と話している。