高速道路の安全性確保 衝撃吸収クッション JALUXが輸入・販売 

JALUX(本社・東京都品川区、込山雅弘社長)は車両衝突の衝撃を吸収するクッション、VERDEGRO社製の「TMAシリーズ」の輸入販売を開始し、東京・ビッグサイトで11月に開かれたハイウエイテクノフェア2018に初出展した。

この衝撃吸収クッション(写真左)は、高速道路等の車線規制に伴う施工中の作業者や作業機器の安全性を確保するとともに、衝突した車両の運転者、同乗者への衝撃も最小限に抑える。移動可能で、車線規制時の使用が義務付けられている欧米をはじめ、世界中の高速道路工事に採用されているという。規制車線を走行し、工事や点検中の作業員、警備員への衝突事故が後を絶たないわが国でも導入が叫ばれているところだ。

TMAシリーズには今回、展示した「LTMA (70km/h)タイプ」と「TMA(100km/h)タイプ」の2タイプを用意しており、それぞれ米国基準のNCHRP350TMA部門で、820kgの小型車や2・000kgのピックアップトラックを所定の速度で衝突するテストで搭乗者に掛かる力を重大傷害範囲の「20G以下」に抑えられた。

標識車、作業車などにも架装が可能で、周囲への影響を最小限に抑える設計。軽量化されたアルミ合金で作られており、内部は力を分散するハニカム構造の衝撃吸収体で構成。衝突時でも部品などの飛散が起こりづらく、内側に湾曲している4本のアームも折れにくい柔軟な素材でできている。

また、現場での運用のしやすさを重視し、操作は容易。車体からの電力を利用して油圧シリンダーを動かし、展開・収納できるシステムだ。