主張(21)「国土強靭化の名の下」とは? 年末年始の主要紙論調から①

年末年始に目にした言葉で最も心に残ったのは、自らの紙面の引用で気が引けるが、橋梁通信今号の「社長放談」に登場した松田篤・三井E&S鉄構エンジニアリング社長の発言だった。

「2000年以降、建設業界はたたかれ続けましたが、その中でも我々は生き延びてきました」

発言の真意とは違うかも知れないが、メディアの論調に巣くう公共事業「悪論」「ムダ論」を指すのではと、勝手に推測している。

橋梁通信は昨年4月の創刊以来、専門紙には珍しい「主張」欄を設け、もっぱらメディアの論調に対する異議を書いてきた。メディアの「ここがおかしい」を橋梁業界の人が知り、インフラという社会基盤の整備に尽くしている業界人に自信と誇りを持ってもらおうという、橋梁通信なりの志からだった。

主要紙の年末年始の論調をみる前に、公共事業が置かれた今日的な状況を確かめる。(以下、略)

(全文は「橋梁通信」2019年1月15日号でご覧ください)