言葉の土木 片山英資氏⑥-3 木更津高専にて ミッション2 疲労亀裂を発見せよ 横河ブリッジ

「世界一受けたい授業」が繰り広げられる

講師は、横河ブリッジ(千葉県船橋市、高田和彦社長)設計本部 東京設計第二部 上級主幹の稲田育朗さん(写真左)。「疲労亀裂を見続けて30年。自分の疲労が心配な今日この頃でも、明日を見る」と自己紹介した。

疲労亀裂は、外力による応力の繰り返しで応力集中部などから発生すること、進展すると致命的場損傷に至る「脆性破壊」を引き起こし、橋の安全性に大きな影響を与える恐れがあるため、早期発見が重要なこと――などを学生に説明した。

学生は実際に検査機器・液を使ってMT(磁粉探傷試験)に臨み、暗くしたコーナーで紫外線を照射、また磁粉模様の観察で疲労亀裂の発見に挑んだが、「難しい」という声も聞かれた(写真右)。