炭素繊維 50億円規模 成形品 需要高まる 橋梁通信社調査

橋梁部材として注目される炭素繊維の市場動向を橋梁通信が調べたところ、メーカーの国内供給は50億円規模で、橋梁用途は6割の30億円超を占めることが分かった。今後も堅調に推移する見込みだ。

カボコン工法の施工状況
(カボテック提供)

炭素繊維にはシートと成型品がある。

関係19社でつくる「炭素繊維補修・補強工法技術研究会」が公表した17年度の炭素繊維シート使用量は、75万㎡。

また、同90社が会員の「CFラミネート工法研究会」の17年度CFラミネート(炭素繊維・成型品)の施工実績は、125件、約2万m。同じく成型品・カボコン工法が3件、約5900mだった。

金額は公表されていないため、これらの数字を元に橋梁通信社が炭素繊維メーカー(2面)や2つの研究会に取材した結果、メーカー供給は国内市場全体で年間50億円規模に上ることが分かった。

施工費込み換算だと、100~150億円規模との試算もあった。

炭素繊維は、1995年の阪神・淡路大震災以降、主に下部工の耐震補強や、半世紀前に建設された最小床版厚14㎝の道路橋床版の耐荷力向上などに活用されてきた。

(以下、略)

(全文は「橋梁通信」2019・2・1号でご覧ください)