主張(24) 前提の議論なしの「思い込み」「刷り込み」 年末年始の主要紙論調から④

メディアの論調に「上からの演繹(えんえき)」があるのではないかと、前回指摘した。

補足すると、演繹は一般的・普遍的なルール(前提)を立て、そこから論理を組み立てる。よく言われるのは、人は皆死ぬ→徳川家康は人間である→徳川家康は必ず死ぬ、といった具合である。

対照語は帰納で、多くの事実を集めて、そこから論理を展開し、一般的・普遍的なルールを導き出す。徳川家康は死んだ、坂本龍馬も死んだ→人は皆死ぬ、となる。

実際には両方が使われており、演繹のすべてが悪い訳ではない。使われ方によって、間違いを生じる。

(以下、略)

(全文は「橋梁通信」2019年3月1日号でご覧ください)