隅田川の橋 船上から撮影 SNSに投稿 水都創造パートナーズ主催 依田正広さん指導 

写真ファン15人ほどが3月3日、東京・隅田川に架かる橋を船上から撮影し、SNSに投稿した。撮影の仕方は、橋梁写真家・依田正広さんが指導。若い女性が目立つ参加者は、陸上から見るのとはまた違う橋の景色を満喫していた(写真3点)橋の魅力の新しい発信方法として注目される。

 

 

投稿写真は「#東京舟旅で橋フォト」「#隅田川でつながりたい」で検索できる。

  • 東京都が進めている水辺利用活性化の一環として、一般社団法人「水都創造パートナーズ」が主催。NPO法人「水都東京を創る会」の早瀬仁人理事長が水上での案内役を務めた。

    船上の依田さん(左)と早瀬理事長

    最初に、依田さんが「写真の全面を橋で埋めるより、3分の2はネガティブスペース(被写体の周囲にある空間)にした方が、被写体がより引き立つ」「携帯電話やスマホで撮影する時は、クリアに撮影できるHDR機能を使うと逆光でもきれいに撮れる」などと、撮影テクニックを指導した。

    一行はその後、浅草からお台場海浜公園に向かう「東京水辺ライン」に乗り、隅田川を下りながら、多くの橋を撮影していた。

    参加者からは、「東京五輪・パラリンピックに向けて橋の補修工事が進むのが楽しみ」「工事が終わった後の美しい橋も見たい」「動いている船の上から橋に写真を撮るのはタイミングが難しかった」などの感想が聞かれた。

    名港西大橋(橋梁写真家 依田正広 撮影)

    依田さんは9年ほど前、東京の夜景でも撮ろうかと日本橋辺りを歩いていた時、ふと見上げた首都高速・江戸橋ジャンクションの立体交差の美しさに心を打たれ、それからジャンクションばかり撮影、全27か所(当時)を制覇した。

    その最中、首都高速・中央環状線の「かつしかハープ橋」の美しさに感動、橋の写真を撮り始めた。橋を調べるうちに土木学会田中賞を知り、国内すべての受賞作品(平成29年度まで)と高速道路ジャンクションを取り終えたという。