アクティオ特集① 新商材発掘で売り上げ拡大を目指す 

守栄一部長着任から8年 「産業設備部」売上4倍に

建設機械レンタルのリーディングカンパニー・アクティオ(本社・東京都中央区、小沼直人社長)。売上高は約1743億円(2017年12月期)で、全国各地に拠点約4百か所、従業員約4千人を擁し、1万3千点の商品ラインナップを誇る。近年、特に業績を伸ばしているのが、橋梁点検車などのレンタルを担当する産業設備部だ。同社は以前、建設会社向けが中心だったが、2005年の部発足以来、プラント関係、エンジニアリング会社向けにも資機材の提供先を広げてきた。常に新商材の発掘に意欲的な同部が今年注力しているレンタル・販売商品を紹介する。

「高速メンテナンス課」昨年、部内に発足

守栄一執行役員部長(左)と川上修明課長

同社は1967年創業。この50年余に蓄積した建設現場でのノウハウと技術開発力を武器に、顧客ニーズに寄り添う創造性を持った提案型レンタル営業で業務拡大を続けている。レンタルとコンサルティングを合わせた造語「レンサルティング」が同社のコンセプトだ。

東京都江東区に、スピーディーなデリバリー施設と研究施設を兼ね備えた「東京DLセンター」と、広大な敷地の機材供給基地「テクノパーク」を持つ。テクにパークは実習・研修施設を備え、栃木、千葉、三重、兵庫、福岡と全国5県にあり、他社との差別化を図っている。今後も全国に広げていく予定だ。

産業設備部は、守栄一氏(現・執行役員)が部長に着任した2011年から、ターゲットを建設業の中の設備工事業、エネルギー事業、運輸通信業の3業態に絞り、顧客のニーズ掘り起こしに努めた。それらが功を奏し、売り上げを着任から8年目の昨年は4倍以上に伸ばした。

昨年1月には部内に「高速メンテナンス課」を発足。橋梁やトンネルの点検・補修工事に特化した高所作業車や橋梁点検車を新たに保有し、全国の拠点を通じて営業を展開している。

保有する橋梁点検車はタダノBT400が4台(他にグループ会社の電動舎保有4台)、BT200が80台。さらに、最大作業床高54mの高所作業車「スカイリフトS54XR」は電動舎社保有が2台ある。通年の稼働率は50%という。

守部長は「高速道路会社様などの顧客ニーズにマッチした新技術、新機種を取り入れ、ご提供できる体制を作る。全国拠点の営業マンに商品知識を浸透させ、売上伸長に貢献できるようにしたい」と話す。

産業設備部は今年1月、全国拠点の営業マンに向けた新商材見学会を千葉プラントセンターで開いた。新商材の知識を深めて提案力を身に着け、売上アップに役立ててもらう目的。紹介された商品を掲載する。