国土技術政策総合研究所と土木研究所 小学生から「紙の橋」募集(上)

茨城県つくば市の国土交通省・国土技術政策総合研究所(略称・国総研、小俣篤所長)の庁舎1階ロビーに、小学生が作った紙の橋が展示されている。「ボール紙で作る橋コンテスト~ぼくの橋、わたしの橋」の2018年度・最優秀作品などだ。

国総研は、ものづくりを通じて生活を支える土木インフラの大切さを知ってもらおうと、同市内の小学4・5年生を対象に、土木研究所(西川和廣理事長)と共同でコンテストを実施している。18年度で25回目を数えた

応募にはルールがある。①材料は工作用ボール紙2枚(B3サイズ380×525mm)②幅300mmの川を単径間で渡れること③1kgの重りを中央付近に載せても壊れないこと④色付け、飾り付けをして、ぼくの橋、わたしの橋を表現すること――などだ。

コンテストには、これまで延べ1万人以上の児童による作品約8千点の応募があった。19年度開催に向けて準備が進んでいる。

最優秀賞3作品の作者コメントと審査員講評を3回に分けて紹介する。

吉沼小学校・小川栞凛さんの作品「カメレオン探検橋」

 

小川さんのコメント「擬態をしているカメレオンを探検してみたいと思い、カラフルに擬態している姿を形にしました。カメレオンのお腹を表現するためと強くするためアーチ構造にしています」

 

審査員講評「作者の豊かな発想力を感じます。高いデザイン力・造形力・表現力、強度も考えられた美的な構造、さらに橋の機能にも気を配っており、圧倒的な総合力による作品です」

※「橋梁通信」2019年4月15日号掲載