改元を機に架け替えへ 葉山御用邸近くの「臨御橋」

改元を機に、神奈川県・葉山御用邸近くにある「臨御橋(りんぎょばし)」(写真下)の架け替えが動き出した。天皇皇后両陛下も御用邸滞在時に散策された海辺の歩行者専用橋。近年は老朽化が目立って危険なため、葉山町が「ふるさと納税」などで費用約2億円を募る「架け替えプロジェクト」を立ち上げた。

この橋はコンクリート製で、長さ33m、幅4m。御用邸内を流れる下山川の河口付近に架かっている。1968年の架設で、赤い欄干が特徴的だ。「赤橋」と呼ばれ、地元の人や観光客らに親しまれてきた。

半世紀を経て、近年は赤い塗装がはがれ、欄干や手すりの一部には破損も目立ってきた。同町は「危険」として、触れたり、もたれかかったりしないよう求めている(写真下)。橋脚はコンクリートの中性化や塩害により、鉄筋がコンクリートを浮かせ、欠損が生じた様子も見られる。

15年の点検調査では「老朽化が著しく、早急な補修や撤去などの対応が必要」と診断された。しかし、道路橋ではないため、同町の「橋梁長寿命化修繕計画」(30橋)に載っていない。「財政負担を考えると、臨御橋の再建は行政としての優先順位が低く、費用の捻出がとても難しい」(同町)状況だ。

同町はそこで、

(以下、略)

(全文は「橋梁通信」2019年4月15日号でご覧ください)