調査報道「防食中毒」② 読者から大きな反響 その1
本紙通信3月15日付に有害物の現状に関する記事を掲載後、防食関連企業を中心とする読者から大きな反響があった。一部を紹介する。
A社「正直、限界がある。足場内でマスクを外さないかと言えば、夏の暑い時に熱中症を避けるため、水分を取ることもあれば、前が曇れば見えなくて危険なので外すこともある。
そうした点を加味して作業員の安全対策を講じないと、現場とかいりした机上の空論になるのではないか」
B社「有機溶剤中毒になるという、意味が分からない。密封状態で溶剤を使えば、気分が悪くなるのは当たり前。塗装業者の常識だ。
気分が悪くなったら、作業員が自らの身を守るために自分から現場外に出ることは、人間として普通の感覚だと思う。それができないような雰囲気があれば、管理側の責任だろう」
(以下、略)
(全文は)「橋梁通信」2019年4月1日号でご覧ください