調査報道「防食中毒」⑤ 読者から大きな反響 その2 

本紙が独自に調査報道を続けている防食・塗装工事の中毒問題。3月15日号で「18年中毒 少なくとも8件」と報じてから、防食関連企業などからの反響が止まない。4月1日号、5月1日号に引き続き、読者から本紙に寄せられた声を紹介する。

「塗膜には有害物があるものとして」 

A社「直前の塗替え塗膜の種類は、橋梁本体に塗装記録表として記載されているが、それ以前となると不明なことが多い。

ただ、橋梁本体に『「旧塗膜は鉛クロムを含まない塗装系』と記載されていたのに、後で分析したら、塗膜中の鉛濃度がかなり高い数値だったこともある。

旧来の塗替えは活膜を残していたので、複数回の塗替えが積み重なった塗膜には、ほぼ間違いなく鉛等の有害物質が入っている。現時点では、塗替え工事の対象となる旧塗膜には鉛等の有害物質があるものとして、必要な設備・費用を準備すべきだ」

「対策できない理由 明確に認識して」 

B社「作業中の環境暴露や、作業服等の付着物への対策を行えば、血中鉛の上昇は防げる。適正な対策を行えない理由は①コスト②管理側の問題③施工者の認識不足――等で、これらを皆が明確に認識することが重要だ」

(以下、略)

(全文は「橋梁通信」2019年5月15日号でご覧ください)