一輪挿し(29)

一の橋 二の橋ほたる  ふぶきけり

黒田杏子

 

早、ホタルの便りが届く季節。「一の橋」「二の橋」は東京・港区の地名かも知れないが、ここでは、どこかの里の橋と解釈したい。一つ目の橋、二つ目の

橋┅┅。川を縫うように橋を渡ると、どこまでもホタルがふぶく。私を追いかけてくるみたい。

(以下、略)

(全文は「橋梁通信」2019年6月1日号でご覧ください)