一輪挿し(30)

梅雨曇 橋がつなげる 町の音

佐藤脩一

 

橋は2つの地点をつなぐ構造物だが、なるほど音もつないでいるのか。目には見えない音の波が橋を渡っていく場面を思うと、不思議な感覚に陥る。

しかも、それは「町の音」。さざめき、ざわめき。そんな連想の先には、なりわい、といった言葉が似合う。町の音とはつまり、暮らしの音。

どんよりした梅雨空の下でも、人々は、そして街は活気に満ちている。その暮らしを、橋がつないでいる。

(以下、略)

(全文は「橋梁通信」2019年6月15日号でご覧ください)