市職員がドローン操縦 橋梁点検 千葉県君津市が民間2社と覚書

市の職員が自ら小型無人機「ドローン」を操縦、撮影して橋梁点検を進めようと、千葉県君津市と独立系ITサービスプロバイダー・アイネット(横浜市西区、坂井満社長)、日本UAS産業振興協議会認定のドローン学校・Dアカデミー(君津市、依田健一社長)の3者はこのほど、「無人航空機による橋梁点検の実証実験に関する覚書」を締結した。

職員の手による点検で費用を縮減し、その分を修繕に回して橋梁の長寿命化を図る狙い。自治体の新しい動向として注目される。

テスト飛行の模様(君津市提供)

覚書の期間は来年3月まで。同市が管理する227橋のうちドローンの飛行が可能な20橋程度を対象に点検を行う。実証実験の結果を踏まえ、2020年度からの本格運用を目指す。

アイネットは、ドローンによる撮影手法の検討と映像の解析、当該手法の導入が可能な橋梁の選定、映像データ保管などを行う。

Dアカデミーは、職員が容易に運用できるようコンパクトで安全性の高いドローンの機体を提供し、橋梁点検に必要な操縦を指導する。

アイネットは自社データセンターを基盤にした企業向けクラウドサービスなどで成長し、近年はドローン事業にも力を入れている、君津市内に17年、広さ14万㎡のドローン飛行場(写真右、

アイネット提供)を開設したことから、ドローンを活用した災害時の協力協定締結、市のPR動画撮影などで提携を深めてきた。

同市が今年5月に策定した「橋梁長寿命化修繕計画(第2期)」によると、

(以下、略)

(全文は「橋梁通信」2019年6月15日号でご覧ください))