一輪挿し(31)
梅雨ふかし 塗りたる橋に 竹煮草
飯田隆太
(前略)
難解な句である。竹煮草は、高さが2mにもなる野草。白または赤みを帯びた地味な小花を夏に咲かせる。
「たる」で、「塗り」が強調された。
やはり、強い朱色か。
雨にけぶった灰色の景色の中で、橋は凛としてそこにある。
決して派手ではない花を寄り添わせ、橋を引き立たせたと解釈したいが。
(全文は「橋梁通信」2019年7月1日号でご覧ください)
梅雨ふかし 塗りたる橋に 竹煮草
飯田隆太
(前略)
難解な句である。竹煮草は、高さが2mにもなる野草。白または赤みを帯びた地味な小花を夏に咲かせる。
「たる」で、「塗り」が強調された。
やはり、強い朱色か。
雨にけぶった灰色の景色の中で、橋は凛としてそこにある。
決して派手ではない花を寄り添わせ、橋を引き立たせたと解釈したいが。
(全文は「橋梁通信」2019年7月1日号でご覧ください)