関空連絡橋 なぜ早期復旧できたのか タンカー衝突から ①

関西空港連絡橋は昨年9月、台風21号の影響で流されたタンカーが衝突し、大きな損傷を受けて通行規制が続いたが、被災から7か月余で、目標より1か月近くも早く完全復旧した。その陰にはどのような苦労と努力があったのか。橋梁通信は、復旧工事に携わったNEXCO西日本関西支社・橋梁担当部の佐溝純一部長に単独インタビューした。「工程短縮」を図る被災対応のモデルケースとして、佐溝部長のリペア会での講演(5月23日)を含めて報告する。

佐橋部長は現場を見て、「想像以上のダメージだったので、かなりの衝撃だったのだろう」という。被災した9月4日夕には、橋梁建設時の施工会社の継承会社であるIHIインフラシステムにNEXCO西日本から協力を依頼した。

橋は被災直後から通行止めにしていたが、壊れていない上り車線を使い、緊急自動車の通行開始(片側交互通行)、対面通行開始(マイカーを除く)と、当面の動線を7日早朝までに確保した。この点、佐溝部長は「災害時に損傷していない所を使っていかに早く交通を確保するか、(以下、略)

(続く)

(全文は「橋梁通信」2019年6月1日号でご覧ください)