JX金属苫小牧ケミカル 鋼構造物をPCB付着のまま処理

JX金属苫小牧ケミカル(北海道苫小牧市、米田寿一社長)のPCB(ポリ塩化ビフェニル)処理事業が好調だ。国内で数社が事業化している「PCB含有塗料付着金属くず」解体撤去・無害化処理の実績は、受け入れ開始から年々増加。「低濃度PCB廃棄物の無害化」も含め、各地の受発注者からの問い合わせが後を絶たないという。

「金属くず」は、低濃度(5千mg/kg以下=0・5%以下)PCB含有塗料が塗布された土木鋼構造物そのもの。1972年以前に使われた塩化ゴム系塗料にはPCBが含まれていることが多く、従来はPCBを含有する塗膜をはく離、その塗膜カスだけを無害化処理する手法が一般的だった。同社の処理法では、低濃度PCBが付着したままスクラップが出来る。

(中略)

同社営業部は「当社で解体撤去・無害化処理を1度に行なえば、塗膜はく離作業をなくしてコストと工期を大幅に削減でき、作業員の粉じんのばく露を防ぎ、環境負荷も大幅に低減できる」とメリットを説明。「現地調査から対応するので、鋼構造物を撤去する時は気軽に相談を」と呼びかけている。

問い合わせは、営業直通0144・56・2099。

(全文は「橋梁通信」2019年6月15日号でご覧ください)