一輪挿し(33)

涼しさに 四つ橋をよつ 渡りけり

小西来山

 

4つある橋を4つ渡った。ただそれだけを詠んだのに、何とも言えない趣を醸し出すのは、なぜだろう。

2つの堀が交差する場所に、4つの橋が架かっていた大阪の「四つ橋」。

夏には夕涼みの人が集まったそうだ。暑い中でふと感じる涼気は格別。

橋の知名度、「よつ」を繰り返したリズム感ゆえの味わいか。

(以下、略)

(全文は「橋梁通信」2019年8月1日号でご覧ください)