中村建設(浜松市) 着るロボット「ATOUN」を現場に とび職「腰の負担が軽い」

 

ATOUNを着用する内山さん

中村建設(浜松市中区、中村仁志社長)は、作業時に腰の負担を減らす着るロボット「パワードウエア ATOUN MODEL Y」(注1)を静岡県浜松市の浜名湖大橋補修工事で導入した。

同機は、装着ロボットを手掛けるATOUN(奈良市、藤本弘道社長)の製品。中村建設は、作業員の高齢化や担い手不足を補うため、2台を購入した。背負うタイプで、重さ4・5kg。荷物の上げ下げ時に腰の動きをセンサーがとらえ、モーターの力で腰の負担を軽くしてくれる。

同社は7月23日、現場で採用しているクイックデッキの国内総販売元・日綜産業と共同で、その解体作業での同機装着を公開。この道13年の中堅とび職・内山大輔さん(31)は、「作業が楽。重量20kgまでなら重さを感じない。腰の張り具合が、着用しない時と違う」と話した。

同社の渡辺佳浩・監理技術者は「鉄筋の配筋や足場解体では、1現場で何万回も腰を屈める作業を繰り返す。これを軽くできれば、働き方改革につながる」と期待した。

 

注1 本体寸法は幅48・4×奥行28×高さ81cm。稼働時間は4時間。身長150~190cmに対応する。