土木インフラの大切さ知って ボール紙で作る橋講座 国総研開く つくば市で

講師の話に興味津々

千枚通しで山折り線をつける

茨城県つくば市にある国土交通省・国土技術政策総合研究所(伊藤正秀所長)は8月4日、市内の小学生を対象にした「ボール紙で作る橋講座」を同市役所で開いた。

国総研など主催の「ボール紙で作る橋コンテスト」に向けた工作教室。企画部の長屋和宏主任が参加者60人に「今日は何の日?」と聞くと、「はし(8月4日)の日」と答えが大きく返ってきた。

道路研究部・橋梁研究室の髙橋慶さんは、様々な形の橋とその構造の特徴を説明。「皆さんのアイデアが将来、実際の橋で使われるかも」と話した。

 

ペーパークラフト作家の指導で、児童は段ボールに千枚通し

ボール紙をはさみで切断

で山折り線を引き、はさみでカット。接着剤でボール紙の橋を作り、参加者全員が時間内に「ボール紙橋」を完成させた。

 

ボンドでボール紙を接着・成形

作った橋を手にする秋山君

小学4年の秋山遼英君(9)は「ハサミを使ってボール紙の細かい部分を切るのと、ボンドの接着が難しかったけど、橋が作れて面白かった」と笑顔を見せた。

 

ノートには丁寧な記述が

▼同コンテストは、ものづくりを通じて生活を支える土木インフラの大切さを知ってもらおうと、市内の小学4・5年生を対象に国総研が土木研究所と共同で実施している。18年度は市内すべての小学校・義務教育学校33校から709人、629作品が寄せられた。26回目の今年は11月に入賞作品が発表される。

※「橋梁通信」2019年9月1日号掲載