徳島は川の街 橋の街 遊覧船に記者が乗った

 

写真1

徳島市の中心部は縦横に川が流れ、幾つもの島がある。

写真2

徳島城址のある中州「ひょうたん島」を1周する遊覧船に乗ったら、約6㎞を走る20分の間に22もの橋を間近に見ることができた。

スタートは両国橋北詰。ライフジャケットを身に着け、屋根のない船に10人が乗り込んだ。

橋の下を巡るのだから、潮が高い時は橋桁すれすれのスリルもあるとか。

例えば新町橋の下(写真1)は、こんな様子。幾何学的で、整然とした印象だ。

珍しい形の橋があった。橋のたもとが3つある。

写真3

川の上で橋が交差しているのだ。ひょうたん島にぶつかって、川は逆Y字形に左右へ分かれる。3つの岸辺をつなぐ橋は、その名も三ツ合(みつあい)橋(写真2)。

1933年(昭和8年)に当時の技術の粋を集めて架設され、75年(昭和50年)に架け替えられた。

福島橋では、通行人が橋の上から手を振ってくれた(写真3)。

街中クルーズの醍醐味とも言えるほのぼのとした光景。

だがしかし、橋脚の石積には水害を収めるため僧侶が人柱となったとの伝説が残されている。

クルージングはNPO「新町川を守る会」が運営している。料金は300円。(K)

※「橋梁通信」2019年8月1日号掲載