飯田国道事務所 老朽2橋の補修進める 元請・宮坂組、下請・安保塗装など

国土交通省中部地方整備局・飯田国道事務所は「平成30年度飯田維持管内橋梁補修工事」で、2橋の長寿命化対策を進めている。

長野県平谷村靱(うつぼ)地先の国道153号に位置する「第1横岳橋」(写真左)と「柳川橋」(写真右下)。

塗替え塗装や床版の部分打ち替え、支承取り替え工、落橋防止設置工など、補修・補強工事を行なう。

第1横岳橋は、鋼4径間連続非合成鈑桁橋で、橋長126・90m。1972年(昭和47年)の架設から47年が経過した。2014年度の点検で、①床版に遊離石灰を伴った亀甲状ひびわれ②支承本体とアンカーボルトに腐食―等が確認された。

柳川橋は、村道と柳川を横過する橋長164mの鋼5径間連続非合成鈑桁橋で、76年(昭和51年)の竣功。17年の点検で、①桁端部や支承部に腐食②橋台(桁かかり部)に鉄筋露出―が確認されている。

同事務所管理第二課は「2橋とも、経年劣化による防水層の劣化・伸縮装置等からの漏水に起因した損傷」と判断している。

施工元請は宮坂組。工事費は1億6632万円。

同課の田中勝課長は「国道153号は、長野・愛知県間の物流を担う重要路線のため、施工にあたっては一般交通に与える影響を最小限にするよう配慮し、各種工法を選定している。橋梁の長寿命化を踏まえ、今後も橋梁補修を進めていく予定。施工には通行規制を伴うものもあり、道路利用者の皆様にはご不便をおかけするが、ご理解・ご協力をお願いしたい」と話している。

編集部注

施工の下請は安保塗装など。塗替え塗装工の素地調整には、循環式エコクリーンブラスト工法を採用した。

※「橋梁通信」2019年7月15日号掲載