更新を追う 「更新判定フロー」で架け替えへ 大阪府・大正大橋

大正大橋。車が頻繁に行きかうが、対面通行はできない

大阪府は、一般府道251号・新家田尻(しんげたじり)線、泉佐野市の二級河川・樫井川に架かる大正大橋(注)を更新する検討を始めた。

同橋は橋長53m、全幅5・6mのRC3経間ゲルバー変断面T桁橋で、供用から65年経過。府都市整備部・交通道路室は、橋梁通信の取材に対し、「路線拡幅に伴う更新。橋梁の拡幅と耐震補強が困難なため、機能向上の側面が強い」と答えた。

今後、具体的な検討を進める。

大正大橋のゲルバー部

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府は2013年、「都市基盤施設維持管理技術審議会」(会長=古田均・関西大学教授)を設置した。

道路・橋梁等部会(部会長=井上晋・大阪工業大学教授)は16年の時点で、橋梁の更新判定フローなどを策定。①健全度、交通量などによる判定②構造的要因によろ評価――などをキーワードに、その時点から概ね20年後に更新が必要な54橋をリストアップ、そのうち大正大橋など5橋をモデルケースとして抽出していた。

同審議会は大正大橋について、維持管理による延命策を採ると、ゲルバー部の弱点を解消するため、

(以下、略)

 たいしょうおおはし。下部工は重力式橋台(杭基礎)、壁式橋脚(ケーソン基礎)。適用基準=昭和14年道路橋示方書。設計荷重9t。日交通量6141台、うち大型車252台。上流側に歩道橋(PC3経間プレテン桁橋、91年架設)、下流側に水管橋が隣接。

(全文は「橋梁通信」2019年10月1日号でご覧ください)