台風19号 橋梁に甚大な被害(2)

 応急仮設橋を活用 河川瀬替、盛り土も 甲府河川国道 法雲寺橋

法雲寺橋 10月17日の状況(甲府河川国道提供)

国土交通省関東地方整備局・甲府河川国道事務所は、台風19号で被災した国道20号・法雲寺橋(山梨県大月市)の応急復旧工事で、応急仮設橋を活用する。

同橋は、1級河川・笹子川に架かる橋長64mの8経間単純PCプレテン床版橋。

下部工は重力式橋台2基、壁式橋脚7基。

河道上のP6橋脚が大雨で洗掘されて沈下、路面に段差が生じた。

同事務所は応急復旧法として、①2つの橋台、P1~P5橋脚5基とその上部工は引き続き活用②傾斜したP6橋脚部に保護盛土し、P5橋脚~A2橋台間の3経間に応急仮設橋を設置③P6・7橋脚下の河川をP2~P4橋脚下に瀬替え④応急復旧後、保護盛土とP6・7橋脚は撤去――などを採用。

11月末の通行止め解除を目指して工事を進めている。

 

 

応急復旧工事が進む 橋脚沈下の桁 支える 郡山国道 大善寺橋

国土交通省東北地方整備局・郡山国道事務所は、10月25日、台風19号で被災した国道49号・大善寺橋(福島県郡山市)の応急復旧工事の見通しがついたと発表した。

同橋は、1級河川・谷田(やだ)川に架かる。橋長63mの3径間RC・T桁橋+単径間PC・ポステンT桁橋で、歩道橋は鋼橋。1966年の架設から半世紀余が経過している。

河川敷に位置するP2橋脚が,大雨で洗掘されて沈下し、路面に段差が生じていた。

同事務所は、ベントなどでP2橋脚・支点周りの主桁を上げて支え、路面補修などの応急復旧を進めている。

同橋を含めた延長2・3㎞区間の通行止めは、10月31日に解除(10月29日現在の予定)。

※「橋梁通信」2019年11月1日号掲載