2019年11月4日 / 最終更新日 : 2019年11月4日 橋梁通信 横丁(1面コラム) 横丁(41)首里城の後ろにひっそり 天女橋と放生橋 観光客らでにぎわう首里城の後ろに、2つの橋はひっそりたたずんでいた。 小欄はしばらく、人が橋を飾る理由を考えてきたが、今回はお休みする。 首里城が炎上する映像に、その2つの橋を思い出したからだ。 天女橋と放生橋(ほうじょ […]
2019年10月11日 / 最終更新日 : 2019年11月5日 橋梁通信 横丁(1面コラム) 横丁(40)徳利橋と紅林章央さん 「徳利」と聞くと落ち着かない人は、世に絶えないようで。 前号の最後に、橋は「記憶に残る社会インフラ」、徳利で飾られた橋も記憶に残りそうだと書いたら、どんな橋だと質問を受けた。写真を8面でご覧ください。 さて、焼き物の里・ […]
2019年10月10日 / 最終更新日 : 2019年10月10日 橋梁通信 横丁(1面コラム) 横丁 (39)岐阜県土岐市の橋 焼き物で飾られて 「よるだてつや」さんは、いつ寝ているのか。前号の最後「思い出したブログ」の作者だ。 三重県在住の男性で、折々のグルメやドライブをつづっている。 中に、ちょっと変わったタイトルがあった。 「こうゆう橋の飾りはなんていうので […]
2019年10月10日 / 最終更新日 : 2019年10月10日 橋梁通信 横丁(1面コラム) 横丁(38)人はなぜ、橋を飾るのだろう 「記憶に残る社会インフラ」 人はなぜ、橋という土木構造物に「飾り」を付けるのだろう。大阪・堂島大橋の橋飾塔の「丸い跡」。かつてそこにあった青銅の飾りを復元するエム・エムブリッジの取り組みを前号の 小欄で紹介したら、畏兄から感想メールが届いた。この件 […]
2019年9月8日 / 最終更新日 : 2019年9月8日 橋梁通信 横丁(1面コラム) 横丁(37)恐竜の顔と、橋の顔と 恐竜にお会いしたことはないが、化石から復元された顔に違和感を覚えないのは科学の力か。では、消えた橋の顔は、どうしたら復元できるだろう。大阪市が進めている堂島大橋の改修工事で、4本ある橋飾塔の「丸い跡」が、関係者を悩ませて […]
2019年8月15日 / 最終更新日 : 2019年8月15日 橋梁通信 横丁(1面コラム) 横丁(36)この橋 時にはオオカミも 道路に雑草が生い茂る沖縄の苦労は大変だ。県民からの苦情に、県は「限られた予算の中で、(除草に)順次、対応」などと答えている。一般的な「植樹帯」から、緑の面積が少ない「植樹桝」に換えたりもしているという。道路と植物は大きな […]
2019年8月15日 / 最終更新日 : 2019年8月15日 橋梁通信 横丁(1面コラム) 横丁(35)橋の上にガジュマルの木が 中国で昔、白いブタが珍しいと朝廷に献上したら、そう思っていたのは自分だけで、恥をかいた故事がある。それに似たようなことかも知れないが、横丁子には珍しい新聞コラムを読んだ。橋に雑草ならぬ雑木が生えているという。 (中略) […]
2019年8月15日 / 最終更新日 : 2019年8月15日 橋梁通信 横丁(1面コラム) 横丁(34)橋のことになると 急ぎの仕事を差し置いて ふと手にした新聞に橋の写真が載っていると、つい見入ってしまう。6月27日 (中略) 風景を切り取るカメラマンは橋がないと絵にならないとレンズを向けたのだろう、清流には橋がよく似合うからと、想像にふける。 ただこの赤い橋、 […]
2019年7月8日 / 最終更新日 : 2019年7月8日 橋梁通信 横丁(1面コラム) 横丁(33)明石海峡大橋の夕日 (前略) その明石海峡大橋の夕日を見ながら、お酒やカラオケ、語らいに興じる人たちがいる。神戸市・北須磨団地自治会の皆さん。毎年10月に公園で「夕日を楽しむ会」を開いている。自治会長の西内勝太郎さんに先日お会いしたら、19 […]
2019年7月8日 / 最終更新日 : 2019年7月8日 橋梁通信 横丁(1面コラム) 横丁(32)ウォータールー橋は深い霧に包まれて ウォータールー橋は、悲劇の場面で深い霧に包まれていた。映画会社を勤め上げた友人に「橋に絡んだ映画のベストは?」と聞いたら、ちゅうちょなく「哀愁」と答えたので、早速買い求めたDVD。原題は、霧の橋の名前そのものだった。ロバ […]
2019年6月13日 / 最終更新日 : 2019年6月13日 橋梁通信 横丁(1面コラム) 横丁(31)「橋のポーズ」とは 疲労は鋼やPCの大敵だが、人の健康でも注意したいもの。疲れをとるのに「橋のポーズ」があると聞いた。体を内側から正常な状態に整えるという養命酒と、やはり体の内部に備わった力を引き出すヨガのコラボ。「養命酒ヨガ」のタイトルで […]
2019年6月13日 / 最終更新日 : 2019年6月13日 橋梁通信 横丁(1面コラム) 横丁(30)「ポツンと一軒家」にも橋が テレビは最近、余り見ないが、“ポツンと一軒家‟(テレビ朝日系列)は気に入っている。人里離れた家を衛星写真で見つけて訪ね、どんな人が? なぜそこに? を伝える。山奥の家には人間ドラマが秘められていて、興味深い。訪ねる道は […]
2019年5月3日 / 最終更新日 : 2019年5月3日 橋梁通信 横丁(1面コラム) 横丁(29)「お迎えに上がりました。」 業界外からの情報発信がうれしくて 役所の堅苦しい文書はすべて、この人に書いてもらったらいいのでは。そう思わせる名文に出会った。国土交通省内の書店のベストセラー小説「お迎えに上がりました。」(集英社文庫)第 2巻にある「解説」だ。 (中略) さて、この「横 […]
2019年5月3日 / 最終更新日 : 2019年5月3日 橋梁通信 横丁(1面コラム) 横丁(28)「お迎えに上がりました。」 少女は技術に生まれ変わった 少女は村人から、神様になってくれと頼まれたという。大事な橋だ。橋がなければ、村の野菜を売りに行けなくなる。行商は村に来ることができない。それなのに、大雨の都度、橋は流されて しまう。だから、川底に沈んで、橋をしっかり守っ […]
2019年5月3日 / 最終更新日 : 2019年5月3日 橋梁通信 横丁(1面コラム) 横丁(27)夕刊に橋の写真が3枚も載っていた 国交省書店のベストセラー「お迎えに上がりました。」の続編の予定だったが、どうしても先に書きたいことができて、(続く)の約束を破ります。読売新聞4月8日夕刊(3版)に何と、 橋の写真が一挙に3枚も載った。災害時の自衛隊の仕 […]